平成9年から継続してる難病、障がい者支援チャリティコンサートの「ハートtoハートコンサート」
このコンサートの原点は、
福岡の大学時代の長崎県川棚町の筋ジストロフィーの
少年少女達との出会いです。
生まれて初めて音楽ボランティアとして大学仲間と
国立川棚療養所筋ジストロフィー病棟を訪問しました。
すると、私達の音楽演奏を驚くほど喜び迎えてくれた少年達の反応に私は深く感動し、
この子達との出逢いを大切にして、皆に喜ばれる音楽を届けたいと、大学時代の4年間、春休み、夏休みを
利用して病院に通いました。
筋ジストロフィーを受け入れながらも真摯に毎日を
真剣に生きている若者達の
姿勢に、自分ももっと練習して、良い音楽を届けたいとオリジナル曲も作って歌わせてもらいました。
そして難病や障がいを持っていても誰もが平等に自分の人生を楽しむことが出来るのだと思いました。
それから卒業し、宮崎市で
就職して働くなかで、
宮崎にも難病や障がいを持つ人たちも多くいることを知り、その人達が見に来たり、出演者として健常者と
同じ舞台に立てるコンサートを、きちんと組み立てたいと思い、ハートtoハートコンサートを始めました。
来場された皆さんに県内の難病、障がい者の皆さんの現状を知ってもらうきっかけにこのコンサートが
なればとも思います。